2018年2月1日木曜日に行われた【第76期 順位戦 C級2組】の9回戦目 梶浦宏季四段との対局。
藤井四段がこの対局に勝てれば四段→五段へ昇段する大一番でした。中学生でプロ棋士になった先生方は藤井四段を含めて5人いますが、中学生のうちに五段になった先生は藤井四段が史上初めてということでとんでもない快挙を果たしましたね(笑)
将棋の内容ですが梶浦四段の先手で対局は始まります、戦型は相掛りからの角換わりになりました。
中盤の途中まで形成は互角でしたが76手目に藤井四段が指した5七桂成りが妙手でここから評価値が藤井四段に傾きはじめます。その後、一度も相手にリードを許さず完璧な指し回しで完封勝利しました。
これをきっかけに順位戦9勝0敗と無敵を誇っている藤井四段も五段へ昇格しました。永世七冠の羽生善治竜王でもC級2組を抜けるのに二期かかってしまった事を考えると藤井五段の才能には光るものがあります。
そして彼の四段のサインをもらうことはできなくなったわけですが、五段のサインもいつか貰えるだろなんて思っているヒマはありませんよ!!
なんと、2月17日に行われる朝日杯オープン戦の準決勝に駒を進めている藤井五段が将棋界の神である羽生善治竜王に勝って決勝でも勝って優勝したらすぐに六段に昇段してしまいます!!
1か月もたたないうちに五段ではなくなってしまう可能性がある為、五段のサイン色紙は幻になるでしょうね…がんばれ藤井五段!!
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