こんにちは、音楽歴1ヵ月の初心者です。
作曲少女1を読んだのでレビューしていきたいと思います。
こんな人に向けて書きます
- 音楽理論を完璧に覚えないと安心できない人
- DTMソフトは買ったけど何をすればいいの分からない人
- 無駄に作曲/理論の本を買ってしまう人
私は①②タイプで、音学理論を勉強すればするほど分からない単語が出てきて、いつまで経っても作曲できない状況に陥ってました。
勢いでMIDIキーボードやDAWソフトを買ってしまったので、後戻りはできない…。何としてでも作曲しなくては!
そんなことを思いながら、Amazonで作曲本を探していた時に「作曲少女」と出会いました。
他の本と比較しても「読んで良かった」というレビューが多かったので購入しました。(単純)
※小説なので、ガチガチの作曲方法が学べる本ではありません。やる気を出す・背中を押してくれる本です。
そして結果から言うと、作曲できました!
完成した曲
作曲に1週間、作詞に3日、調整に2日くらいです。作詞のセンスは皆無なので曲の雰囲気だけ聞いてみてください。
◆使用ソフトは『初音ミク V4X』です。
作曲少女1しか読んでおりませんが、読んでる途中から凄く作曲したい気分になり、余計なことを考えずに作業することができました。(2は作曲が終わってから読みました)
そこで今回は、作曲少女のどんなところが良かったのか、誰にオススメなのか書いていこうと思います。
あらすじ
同級生の黒白珠美(プロの作曲家)
あらすじを簡単に説明すると、
山波いろはは夢中になれる事を探していて、キーボードや作曲本を買ってみるが、まったく分からず挫折寸前…。(まさに私)
そんな時、クラスメイトの作曲家である珠ちゃんのことを思い出し、翌日弟子入りします。
ここから14日間でド素人のいろはが作曲できるようになるのか!?という内容です…。
音楽理論などは考えずに、素人がどうすれば最初の1曲目を作れるのかを14日間で学ぶような感じ。
理論は作曲に慣れてから分かるようになると説明されていて、妙に納得してしまった。もやもやが晴れる瞬間が何回もありました。
私は練習時間が取れなくて試しませんでしたが、耳コピの重要性とやり方も解説されていました。これでいろはが凄い早さで成長していたので、注目してみて下さい。
こんな人におすすめ
自力で作曲しようと情報を調べていた人は凄くいろはに共感できるので、たくさん苦しんだ人にこそ読んでいただきたいです。
ストーリーも非常に面白く、単純に読書が趣味の人にもおすすめできます。
また、ストーリーに出てきた専門的なことはイラストで分かりやすく説明されており、キーの説明のところで便利すぎるイラストが登場するので必見です!電子版ならスクショして残しておくべき箇所があります。
著者は仰木日向さん
YouTubeにある仰木が作曲または作詞した楽曲をリストにまとめてみました。どれもこれも好きだなぁ(´∀`)是非聴いてくださいませ! – https://t.co/5wO4ceDgtM
— 仰木日向📚 (@ogihinata) September 9, 2020
作詞家/小説家であり、作曲することもあるオールラウンダー。
私が遊んだことのあるゲームの曲も担当されていてビックリしました…。
イラストレーターはまつだひかりさん
ネヴァーマインド女子高生 pic.twitter.com/g2NHynpbcX
— まつだひかり (@niko9_niku9) August 28, 2021
音楽と女子高生が好きな漫画家さんです。
表紙と挿絵を担当されており癒されます♪
発売された順番は?
作曲少女の他に作詞少女というものがあるので、時系列で順番を確認してみます。
作詞少女1は五年前に発売されていますが、内容が古いとかそういうのは感じませんでした。いつ読んでも大丈夫です。
著者は作詞家としての活動が多いので「作詞少女」も内容はすばらしいはず。いずれ読みます。
また、安く買うなら電子書籍のkindleがおすすめです。300円ほど安く購入できます。
試し読みするならAmazonのKindle版
Amazonでは、「試し読み」の画像をタッチするとプロローグと一日目を読むことができます。(スマホでも見れます)
作曲少女Qは無料で読める
デジタル楽器情報サイトのDigilandにて「作曲少女Q」が無料公開されております。(全12話)
物語の時系列的に作曲少女1・2の中間に相当します。
元々デジランドで公開されていたのを書籍化したという感じです。
pdfやzipで検索するのは危険
検索候補に「作曲少女 zip」や「作曲少女 pdf」が出てくる場合がありますが、これで出てくるサイトには入らない方がいいでしょうね…
違法サイトでダウンロードする時にクレジットカード情報などを入力するように誘導してくるので危険です。
まとめ
今回、音楽知識ゼロの私が「作曲少女」を読んで作曲してみましたが、無事1曲目を完成させることができました。
「曲を作りたいけど、どこから手をつけたらいいのか分からない…」という方は、いろはがどのように作曲法を習得するのか、成長していく姿を見れば、やる気が自然と湧いてきます。
作曲少女1と2を読みましたが、1は値段以上の価値はあると思うので読んでみてください♪以上
コメント