こんにちは
YouTuberのクロノさんが、元奨励会三段の石川さんと対局をしている動画が上がっていました。
この対局でクロノさんが『エルモ囲い』を採用し、中盤までかなりいい勝負をしておりエルモ囲いに興味を持ったので、今回実際に指してみました。
対局相手はコンピュータです。(将皇レベル5)
相手が三間飛車で私がエルモ囲いを採用。
金銀角が守りに使えるので相手からしたら厄介ですね。
▲45歩から仕掛けます。△同歩としてくる手は角が成れてしまうため他の手をさしてくるでしょう。なので、相手は△33角と一番安全な手を指してきました。
▲45歩の時点でそこまでは読めていたので、私は右銀を上がって上部を厚くすることをここで考えていました。
中盤の捌き合いで飛車・銀交換になってしまい。こちらが不利になりますが、こちらは桂馬が活用できている&飛車打ちに強い囲いなのでまだまだいい勝負だと思っています。(ソフトで調べてみないと分かりませんが)
終盤、こちらは大駒を一枚もありませんが、相手の囲いを崩せているので勝ちを意識していました。
77の垂れ歩が気になりますが無視です。
最後の最後でコンピュータが△78飛車と思いで王手をしてきたので、ひょいっと軽くかわし、頭金で詰ますことができました。
対局が終わって感じたのが、エルモ囲いは原型をとどめたまま完勝してしまい、想像以上の堅さにビビりましたね。なんで今まで指さなかったんだ…と後悔。
本編はここで終わりです。
エルモ囲い右銀急戦
この対局では出てきませんでしたが、右銀を使って攻める急戦もあるみたいです。
エルモ囲いは舟囲いのように囲いの進展性はないですが、堅いという良い個性があるので今後採用する機会が増えそうです。
また、本を探してみたら一冊だけエルモ囲い急戦について書かれた棋書があったので、今読んでいる棋書を読み終えたら買おうと思います。
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