今回解説する端攻めは
・3筋の歩が切れている
・手駒に歩が2枚ある
この二つの条件が揃っている場合のみ使える端攻めです。
それでは一手ずつ解説していきます。
端攻めを狙う時は桂馬を活用することがとても多いです。
相手の角を狙いつつ桂馬を跳ねましょう。相手は2二や4二に角を逃げなければなりませんが、今回は△2二角と引いた局面で解説していきます。
続いて▲1五歩と突き捨てます。
相手が△同歩としてくれたら持ち駒の歩を使って▲1三歩打と指しましょう。これが端攻めの基本手筋です。
こちらには次に▲1五香と攻める手があるので、相手は1三の歩を何とかして排除しなければいけません。
ここで相手には次の手が考えられます。
相手の候補手・△同桂
・△同香
それではこの二つの変化を見ていきます。
桂馬で取ってきた場合
▲1三歩打に対して相手が△同桂としてきたら、▲3三歩打と二枚目の歩を打ちましょう。この歩を打つことで相手の陣形を乱すことができ、こちら側の優勢と言えます。
香車で取ってきた場合
▲1三歩打を△同香で取ってきた場合も構わずに▲3三歩打で問題ありません。
相手が▲3三歩を△同桂として取り返してきたら1三の地点に利いてる駒が相手の角1枚だけになるので、▲1三桂成から攻め倒しましょう!
これで端を突破することができました。
形勢はこちらの大優勢と言えるでしょう。
今回の解説は以上で終了です。
また何か端攻めで気づいたことがあれば解説記事を投稿します。
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