ピアノの練習やパソコンで作曲をしたいと思い、低価格で評価が高いものを探したところIngbelleというブランドの電子ピアノを見つけました。
88鍵盤で2万円を切ってるのは素晴らしいのですが、果たしてちゃんと使えるのか…。購入して作曲するところまでいけたのでレビューしていきます。
この記事の結論電子ピアノとして使う分には価格も安くてすごく良いが、MIDIキーボードとして使うとなると、入力に少しだけ遅延が生じてしまうため、ズレた部分の修正に手間がかかる。(DTMで使うなら遅延がないキーボードを選びましょう)
上記のとおり、イヤホンやヘッドフォンを繋げて静かにピアノの練習ができるため、パソコンに繋げて使用しない人にはおすすめです。
DTMだと少し遅延があって、↓このようにタイミングを合わせて弾いたつもりでも、オレンジの線よりも右側にズレてしまいます。
これだと曲がリズムに合わなくておかしなことになるので、本気でDTMに取り組む人はより性能の良いMIDIキーボードを探すことをおすすめします。(初心者の私には88鍵は使いこなせなかったので、私と同じDTM初心者は少ない鍵盤のキーボードでも大丈夫だと思います)
それではIngbelleが届いた時の様子と、機能の紹介をしていきます。
封入物や機能
内容物は以下のとおり
- キーボード本体
- 専用バッグ、肩紐
- USB充電器、ケーブル
- ペダル
- 譜面台
- 説明書
鍵盤蓋が付いていないので、ホコリ対策が必要。いちいち専用バッグに入れるのも面倒なので長めの布を用意すると便利です。
横が125cmあります。重さは5.9㎏。内臓バッテリー搭載で、8時間以上の演奏が可能です。
1cm沈みます。押す力によって強弱もつけられるので表現できる幅が広がります。筆者は本物のピアノを触ったことがないので、感触については何とも言えません。
ここのボタンを使用することで様々なことができます。
- 音色:129個
- リズム:128個
- デモ曲:32曲
- 録音機能
- メトロノーム機能
- ドラムキット機能
- ダイナミックス
- リセット機能
- Bluetooth MIDI機能など
ピアノの練習だけしたい人にとっては使う機会は少ないと思います。Bluetooth MIDI機能はiPhoneのGarageBandという作曲アプリと接続できます。
↑見づらくてすみません。背面にもコードなどを挿せる場所があります。
- マイクロフォン入力端子
- サステインペダルインターフェース
- イヤフォンジャック
- オーディオ入力端子
- USB電源(マイクロBケーブル)
イヤホンやヘッドフォンが使えるので深夜でも練習することができます。これは個人的にポイント高いです。
DTMをする方はUSB電源とPCを繋げることで作曲できます。筆者はStudio Oneというソフトを使用しました。
まとめ
88鍵のリーズナブルな電子ピアノを探している人にはおすすめしたい製品。イヤホンも使えるので練習にいいと思います。
しかしながら、DTMでは遅延が気になるので、より性能が良いMIDIキーボードの購入をおすすめします。以上
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