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リーマンショックが起きる前のアメリカの動きが分かる本の感想【あの金融ショックから10年がたった今】

株式投資
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2023年から株式投資の勉強を始めたのですが、まだ株の大暴落を経験したことがなく『これまでに世界で起きた金融危機』について興味を持つようになりました。

2020年のコロナショックはまだ記憶に新しいため、私でも何が起きていたのかは分かるのですが、100年に一度の経済危機と呼ばれるリーマンショック(2008)については当時 子供だった私にとって得体の知れないモノでした。

今後、必ず来るであろう○○ショックに備えて回避するべく、リーマンショックについて書かれている本をkindleで見つけたので、読んでみることに↓

(私が読んだときは読み放題の対象でした。確認してみてください)

本書は現役の証券会社員である著者が、大学3回生(投資サークル所属)の時に地獄のリーマンショックを味わった経験談と、リーマンショックについて解説した書籍です。

ページ数は26ページと短めですが、以下の内容が私にでも分かりやすくまとめられています。

学べること

  • サブプライムローンや証券化とは?仕組みについて
  • リーマンショックが起こる60日前・30日前・10日前・3日前のアメリカの動き
  • その後の10年間の流れ

リーマンショックの原因であるサブプライムローン(金融商品)の破綻について、全く理解していなかったので、仕組みから分かりやすく理解できて勉強になりました。

他にも、アメリカ政府や同業他社間との心理戦が非常に面白く、情景が目に浮かんできました。読後は、世界経済や金融機関などについて学びたいという欲が湧いてきます。

創業158年という大企業がなぜ潰れてしまったのか、簡潔に分かりやすく書かれていたので良かったです。

本書は、証券会社員による解説でしたが、金融危機のど真ん中にいた元財務官による回想録が同じ時期に発売されていたので、より専門的な内容を求める方はそちらもチェックしてみるといいでしょう↓

本記事の内容は以上です。

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