現在の株価の割安さを計るのに、PER(株価収益率)と併せて紹介される『PBR(株価純資産倍率)』
PBRの計算式は「PBR = 株価 ÷ 一株あたりの純資産(BPS = 純資産 ÷ 発行済みの株式数)」で、
1を割ると割安と判断されるのですが、株の勉強をするにあたって、「過去のPBRを調べるにはどうしたらいいの?推移グラフとか見れたらいいなぁ」と思ったわけです。
そこで使用した便利ツールが、
マネックス証券口座を持っている人が使える「銘柄スカウター」というものです。四半期毎の決算が見れるため、銘柄発掘のときに愛用しているのですが、PBRの推移グラフも見れるので助かってます。(口座開設は無料で、入金や取引をしなくてもこの機能は使えます。米国株・中国株版のスカウターもあります)
検索した銘柄のPBR(5年分)が簡単に見れる↓
調べたい銘柄を検索して「株価指標」の項目を選択すれば見ることができます。
カーソルを見たい日付に合わせると、蓄積されたデータの中から、その当時の実績PBRが見れます。株価の推移と一緒に見れるので、何か相関性があるのか確認するのにも使えます。
↑画像で下にピンク色の●が積み上がっていますが、これはその時期に出された決算や業績予想の修正などのIR資料です。クリックすることでPDFデータに飛べて便利です。
PBRデータ以外にも、PERや配当利回りの推移データも見れるので、徹底的に調べ上げたい方は使用してみてください。以上
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実は役に立たない「PBR」!?
余談ですが、個人資産800億円超で長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家”清原達郎”さんの書籍を最近読みました。
PBR 0.5倍の会社があったとき、PBRは1が基準なのだから、その企業の株価は2倍になる可能性が高い!と普通は考えますよね?
しかしながら本著では、PBRは評価基準としてあまり役に立たない理由を解説し、代わりの指標を紹介してくださっていて、新しい世界が開けました。(内容が難しかったので、今後もPBRは使う予定です笑)
小型株の割安成長株について興味があれば、本著は非常に面白いと思います。以上
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