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四季報オンライン プレミアムプランを使ってみた感想!ベーシックプランとどっちがおすすめ?

株式投資
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この記事は約5分で読めます。

※本記事は投資歴1年3か月の筆者による感想です。

四季報オンラインのプレミアムプランを1か月間使ってみたので「プレミアム限定記事」「四季報AI」「四季報アーカイブ」「スクリーニング」を中心に感想を書いていきます。

最後にベーシックプランが合う人・プレミアムプランが合う人の特徴を書いているので参考にしてください。

※2024年3月25日時点の感想になります。今後も新機能などが追加される可能性があるため、この記事が最終的なものであるとは限りませんのでご了承ください。

プレミアム記事は有益だが更新頻度が低い

個人的に一番気になっていたオリジナル連載のプレミアム記事。↓金色の南京錠がプレミアム記事

様々な連載記事がありますが、中でも『文系でもデキる!クオンツ投資 実践編』が個人的には有益でした。

私はファンダメンタルズ重視の投資スタイルなのですが、クオンツ投資では割安で急成長が望める銘柄の探し方や、景気後退中でも成長していく企業の探し方など指標を使った投資手法が紹介されていますし、実際にその銘柄群に投資した場合の収益率をグラフで見せてくれるので、大変勉強になります。

2023年4月29日からスタートした連載「週刊テクニカル」、時事ネタとチャート、様々な指数を紐づけて日経平均はどこまで上がりそうか、下がりそうかなど分析&予想してくれています。毎週更新されるため、確実ではありませんが今後の方向が知りたい方には強い味方になるはずです。

他にも人気なテクニカル分析『完全攻略!一目均衡表』や『相場展望プレミアム』『リアリストのための株式投資』があるので目を通してみてください。

欠点としては、プレミアム記事の本数と配信頻度がベーシックプラン記事と比較して圧倒的に少ないことです😢

今のところ、週刊テクニカル以外の連載は不定期ですし、ベーシックプランからでも読める限定記事の方が個別株投資に役立つ内容が多かった印象です。今後はベーシックプランに変更するかもしれません。

1936年創刊号からすべての四季報が見られて分析に役立つ!

私は投資歴が浅いため暴落相場の経験がありません。なので、次の暴落に備えるために、どのような銘柄が下落時でも生き残り、成長を続けてきたのかを解析するのに役立ちました。↓紙面にぼかし処理を施しています。

拡大したり印刷したりすることが可能なので、分析するのが好きな方は活用してみてください。

四季報ならではのスクリーニング項目でお宝銘柄を見つけやすい

私は普段マネックス証券が提供している銘柄スカウターを使って投資対象を探していますが、四季報オンラインはオリジナルのスクリーニング項目が多くあり、だれも気づいていないようなお宝銘柄を効率よく見つけられる印象です。(プレミアムプランなら1118項目)

個人的なお気に入り項目は『四季報スコア』です。四季報オンラインでは各企業のスコアを下記↓のように表示してくれていますよね↓

スクリーニング項目で「成長性 4以上」「収益性 4以上」「割安度 3以上」のようにすれば、ある程度割安で成長に期待できる銘柄を抽出できます。(もしかしたらベーシックプランでも使えるかもしれません)

他にも、株価が10倍になる銘柄の特徴として、役員の保有率が高いことが挙げられたりしますが、先ほどの「成長性 4以上」「収益性 4以上」「割安度 3以上」に加えて「役員保有 30%以上」を追加すれば、お宝銘柄を絞り込むことができます。テクニカル系の項目もあるので、色々試してみてください。

デイトレ・スイングトレーダーの最強の味方?日々の「出来高」「売買代金」の内訳が分かる!

信用残・信用倍率という言葉はご存知ですか?週一回に書く銘柄の信用残は公開されますが、毎日確認できるとしたら強い味方になると思いませんか?

四季報オンラインプレミアムでは、四季報がどこからか拾ってきたデータを集計して↓下記のように日々更新してくれています。(個別銘柄の株価推移から見れます)

賢い投資家さんであればこの情報をもとにトレードできるでしょうし、仕手株の暴騰・暴落の合図も分かるかもしれません。

大株主検索

プレミアムプラン限定の機能ですね。

調べたい大株主の【保有銘柄・保有率・補修株数・保有時価】を確認することができます。有名人の名前を入力して調べるのが意外と楽しいですが、それ以外の使い道が思いつきません…

そのため、プレミアムプランのおまけ機能と思った方が良いと思います。

四季報AIは使い物にならず…

四季報データを利用して、株式投資・銘柄研究に関する質問に答えてくれるChatGPT搭載のAI機能ですが、現段階では使い物になりませんでした。

「極洋の株主優待は?」「ソニー、パナソニックの業績を比較分析して」レベルの質問には答えてくれるのですが、「時価総額1000億以下で、直近の決算から売上高が15%以上、営業利益が15%以上増加した銘柄を一覧で教えてください。」というAIにこそ調べてほしい質問には答えられませんでした…。今後に期待ですね。

銘柄ランキング

銘柄研究にある銘柄ランキングですが、プレミアムプランでは『三期連続増益・最高益更新率など全て閲覧可能』となっています。

具体的には、前期・今期・来期で増益している絶好調の銘柄を1位から50位まで「営業利益」「経常利益」「純利益」別で見ることができます。

純利益の過去最高を更新する銘柄ランキングもありますが、私には活用が難しく不要な機能でした…

まとめ:プレミアムプランの活用法

他にもプレミアムプランでは、業績推移で32期分のグラフとデータを見ることができます。売上高・営業利益・経常利益・純利益の他に、売上原価や販売管理費なども載っていて、企業の分析には非常に役立つと感じました。

そして、記事を読むだけならベーシックプランでいいとも思いました。TrendViewが提供している便利な高機能チャートも使えますし、価格はプレミアムの1/5なのでお得です。

プレミアムプランの最大の売りは1936年創刊号からすべての四季報が見れることだと思うので、最大手企業がどのような経緯で大きくなったのか、分岐点はどこだったのかを解析していければ、次の最大手企業になりそうな企業を探しだすヒントになると思いました。

他にも、○○ショックが起きた時でも、株価を伸ばせた企業の特徴などを探れば、今後の暴落にも備えられるでしょう。

短期トレーダーの方も週刊テクニカルの連載記事は役立つでしょうし、日々の出来事の内訳が分かるのは強力です。他の便利機能についてはおまけと考えればお買い得なプランとなります。

四季報オンライン

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