こんにちは!
「プログラミングでゲームを作ってみたい!」…と、ゲーマーなら一度は夢見ることだろう。しかし、実際にプログラミングの参考書を手に取って読んでみるがなかなか難しい…、何冊か初心者向けの本を読んでみましたが、ゲームを作れるようになるビジョンが全く浮かびませんでした。

基礎ばかりを学んでいても成長できない!ゲームを作りながら学べる本はないのか…
色々と探して見つけたのが、今回紹介する『はじめてでも安心!Unityの教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座(2019対応版)』です。※macOS,Windowsに対応しています。
Unityの教科書 Unity 2019完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座
Unityは【PC・スマホ・家庭用ゲーム機・VR】で動くゲームが作れるゲームエンジンで、Unityを使ってゲーム開発を行っている企業も増えてきているためこの本を買いました。
そして、本をひと通り読み終えサンプルゲームも全て作れたので感想を書いていこうと思います。この本を買おうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
本の内容、特徴
440ページの本で厚さは↑こんな感じ。
指で分けている左側はUnityの導入方法とプログラミング言語であるC#の基礎がまとめられており、プログラミング完全初心者でも学べるようになっています。
右側がメインであるゲームの作り方が書かれていて、6つのサンプルゲームを作りながらUnityを学べます。(2Dゲームが4本、3Dゲームが2本)
作るサンプルゲーム
①占いアプリ | ![]() 画面をタップすると自動でルーレットが始まり、徐々に減速して回転が止まるアプリ。 |
②寸止めゲーム | ![]() 車がゴール手前で止まるように画面をスワイプして車を飛ばすゲーム。効果音の付け方が学べる。 |
③矢印をよけるゲーム | ![]() ランダムで振ってくる矢印をよけるゲーム。オブジェクトの自動生成や当たり判定が学べる。 |
④てっぺんに登るゲーム | ![]() 移動とジャンプをしながら頂上を目指すゲーム。加速度センサとアニメーションについて学べる。 |
➄的当てゲーム(3D) | ![]() イガグリ飛ばして的に当てるゲーム。エフェクトの付け方が学べる。 |
⑥リンゴをキャッチするゲーム(3D) | ![]() リンゴと爆弾が上から落ちてきて、リンゴだけをバスケットで拾うゲーム。時間が経過するごとに難易度を変化する方法が学べる(レベルアップデザイン) |
最初は簡単なルーレットゲームを作りながらUnityの操作方法を覚えていき、徐々に機能の追加(効果音やアニメーション)、2Dゲームから3Dゲームへと作るゲームの難易度が上がっていきます。

3Dゲームとか絶対に作れないよ…
安心してください。Unityの神機能とこの本を使えば、初心者でも安心して3Dゲームを簡単に作れます。初心者が分からなそうなところは画像で解説されてあるので、まず迷うことはありません。
この本ではジャンルの違うゲームを6つ作りますが、作り方の流れが同じになっていて、同じ作業を繰り返し何回もやります。
その結果、自然とゲームを作る流れが身に付き、最後のゲームを作る頃には本を見なくても「オブジェクトは置いたから、次はスクリプトを作る作業だな。」とイメージができるようになっています。
これは素直に自分でも驚きました、スクリプトの意味も知らなかった初心者だったんですよ。サンプルゲームではありますが、ゲームを自分一人で完成させたという達成感がとても気持ちいいです。
どんな人におすすめ?
・スマホアプリを作ってみたい人
・プログラミングで挫折した人
・1週間くらいで学べる本を求める人
・作りたいモノが特にある訳ではないが、とりあえず手を動かしたい人
これらに当てはまる人におすすめです。
実際、私は作りたいゲームが特にあったわけではなく「いつか役に立ちそうだからやってみよう」という軽い気持ちでこの本を手に取りました。
そして、手を動かしてゲームを作っていく中で、Unityだとゲームがこんなに簡単に作れるんだ!という発見とゲームを作り上げる面白さを知り、二冊目のUnityの参考書(ちょっとレベルアップしたやつ)を買ってしまいました。
これほど意欲を掻き立ててくれる本なので、ゲーム作りの参考書で悩まれている方は1冊目にこの本を購入されてみてはいかがでしょうか。
記事の内容は以上で終了です。
Unityの教科書 Unity 2019完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座
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