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グリザイアの果実のアニメと原作ゲームの違いは何?アニオリ部分など解説

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※本記事は、既にアニメ版を見ていて、これから原作のゲームを遊ぼうか迷っている方向けに解説しています。違いを説明するために多少ネタバレが含まれています。

2011年に、フロントウイングの創立10周年目を記念として発売し、アニメ化も果たした『グリザイアの果実』(続編の「迷宮」や「楽園」もアニメ化しましたね)

筆者の読むスピードが遅いこともあり、果実をクリアするのに100時間かかりました(;’∀’)

ボリュームのある原作ですが、アニメでは13話という少ない話数の中で、共通ルート+個別ルートを上手にまとめてくれていました。反対に、シーンのカットやアニオリの部分も多くありました

 カットシーンとアニオリの例

はじめに、アニメだと雄二が警察署の取調室で恫喝されているシーンから始まりますが、ゲームでは何故このような状況になってしまっているのか、詳細に描いていきます。CGイラストもあり、皮肉もかます強くてカッコイイ雄二が見られます。

アニメで雄二の独特な雰囲気や言い回しを好きになった人は、ゲームでそれらをたくさん読むことができますよ!(難しい漢字も出てくるので勉強になります)

そして、果実の共通ルートのシナリオは50本ほどあるのですが、アニメだと数本を抜粋した感じになっています。なので、アニメでは雄二たちの学生生活シーンがあまり多くは見られなかったですよね。ゲーム版では、水着回(みんなで海へ遊びに行く)や女子会トークなどありますし、続編に繋がるような伏線が確認できたりして、ファンなら確実に楽しめます。

また、原作プレイ済みの私からしたら、個別ルートのカットとアニオリ部分が特に目立ちました

グリザイアの果実はバッドエンドのえげつなさや鬱要素が魅力なのですが、アニメは続編の「迷宮」「楽園」に繋げることに重きを置いているため、各ヒロインと恋人関係になることやバッドエンドが丸ごとカットされております。

トゥルーエンドも、アニオリで描かれている部分があります。

例えば、天音ルートですが、アニメだとバスケ部の部長のお父さんによって、ヒロイン全員が人質に取られましたよね。それが原作では、雄二と天音が樹海にいるところを部長のお父さんに襲撃されるシナリオとなっています。(緊張感がハンパないですし、バッドエンドが…)

さらにマキナルート、マキナがパンを抱えて歩いていると、妹のサリナが乗っている車を発見して爆発に巻き込まれるシーン。実はマキナってパン屋でバイトをしていて、その配達中だったんです..。原作では、この後にもっと酷いことが起こります…

他にも由美子ルートの一番面白い道中がカットされていたり、みちるの恋に盲目になっているシーンなど、例を挙げればキリがありません。

 原作ゲームにはHシーンが収録

全年齢向けのSwitch版などありますが、元々はR18作品。なのでPC版ではヒロインとのHシーンを見ることができます。↓刺激の少ないやつ

やはり、Hシーンがあることでキャラクターへの感情移入の度合いが大きく変わります。そのため成人済みの方はPC版でプレイするのが良いと思います。(Switch版などは、Hシーンが丸ごとカットで不自然な繋がりの部分があります)

また全年齢向け版では下ネタのセリフが修正されています。(例:PC版「シャブ堕ちしたOLがヤ〇ザのチ〇ポにしゃぶりつく勢いで羊羹にかぶりついてますね…」Switch版「緊縛を解かれたOLがご主人様にしゃぶりつく勢いで羊羹にかぶりついてますね…」)

グリザイアの果実の違いは以上です。アニメでハマった方ならもっと本作を好きになれるので、長いですが遊んでみてください!

 グリザイアの果実

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その年の一番の美少女ゲームを決める萌えゲーアワード2011では、見事大賞・シナリオ賞・ユーザー支持賞・主題歌賞・純愛系作品賞の五冠に輝いております。

さて、本作だけでも完結はしていますが、より楽しみたいのであれば迷宮や楽園も遊ぶべきです。その理由についても話します。

果実だけでなく「迷宮」「楽園」のPC版も遊んでほしい理由

果実でカットされた部分があるように、迷宮や楽園でも語られなかったシナリオは多くあります。

雄二の過去編では、雄二が一姫と過ごしていたときの話や一姫とのHシーン、雄二がテロ組織にいたときの話、師匠のもとでの生活・修行、軍に入ったときの話、師匠とのH、JBとのHなどが詳細に描かれますし、アニメでは語られなかった部分を楽しむことができます。

他にも、クスッとできるショートシナリオ集や、もしもあのキャラとHができたら…を描いたスピンオフ(学園長とのHや、マキナのママとのお仕置きプレイ?的なものが見れます)

そして、由美子・天音・マキナ・みちる・幸のアフターストーリーがあり、ボリュームもあります。

アフターストーリーは、PC版 グリザイアの果実の個別ルート後を描いています。つまり雄二とくっついた後の話なので、由美子が「風見くん」呼びから「雄二」呼びに変わっていたりして違和感があるかもしれません。

蒔苗アフターに関しては、アニメ勢だとなんでこういう状況になってるの?と分からないことだらけだと思います。

 グリザイアの迷宮(2作目)

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 グリザイアの楽園(3作目)

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楽園の『Dancing Bullet』というBGMが、とてもカッコイイのでここまで進んだら聴いてみてほしいです。

本記事の内容は以上です。

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