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投資漫画を読んだ感想『FX戦士くるみちゃん』『スクール・オブ・トレード』

株式投資
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この記事は約4分で読めます。

「投資に関する漫画があれば楽しく学べて面白いのにな~」とふと思い、探していたらFXを題材にした『FX戦士くるみちゃん』と株式投資を題材にした『スクール・オブ・トレード』を見つけました。

どちらも面白くて1日で読み終わったので、簡単に内容の紹介と感想を書いていきます。(※株式投資歴1年による感想です)

スクール・オブ・トレード

スクールオブトレード(1) (ヤングマガジンコミックス)

本作は『投資(トレード)×女子高生×青春』を混ぜ合わせた斬新な漫画です。

2022年4月から高校で資産形成の金融教育がスタートしましたが、それを題材としています。

物語の中では、空売りや信用倍率などの用語や投資の格言などが登場し、投資の基礎知識を復習することができました。

そして、全国の高校生投資家が腕と収益を競い合う全国大会『スクール・オブ・トレード』で主人公たちは優勝を目指します。

二巻で打ち切りになってしまったので、強引な終わらせ方になってしまいますが、憧れの存在がいたり、部活に入って仲間とチームを組んだり、ライバルもいたりと、王道の展開で個人的には好きでした。

空売りを使ったり、決算プレイをしたりと投機的な手法がメインなので、ごりごりの資産形成を想像している人には向かないと思います。三年生の先輩が可愛すぎるので推しができてよかったです。

スクールオブトレード(1) (ヤングマガジンコミックス)

スクールオブトレード(1) (ヤングマガジンコミックス)

海野ぴるん
759円(01/21 21:29時点)
発売日: 2022/10/20
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FX戦士くるみちゃん

FX戦士くるみちゃん 5 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

始まりから衝撃的で、主人公くるみちゃんが中学生の頃(2008)に、母親が家の2000万円を溶かしてしまい、自殺してしまうショッキングなシーンから始まります。

くるみちゃんはFXについて必死に勉強し、大学二年生で30万円を元手にFXへ挑みます。大好きな母が溶かした2000万を取り戻すために…

可愛い絵柄ですが、読んでみると市場の無慈悲さやキャラクターたちの心理描写などがリアルすぎて胃がヒリヒリします(;’∀’)

初めはビギナーズラックで順調に資産が増えたり、調子に乗って身の丈以上のレバレッジをかけてしまい資産を減らしたり、損切りできず神に祈ったりなど…初心者がFXでやってはダメなことやあるあるネタが盛り沢山の漫画です。

例えば、チャートを見なければ良い方向に動くのでは?と目を逸らしてみたり↓

そして、本作の登場キャラにはクズ・カス・バカしか登場しません。(お父さんを除いて)

登場人物

  • くるみ:ハイレバ戦士でロスカットを免れるためにお父さんのタンス預金300万を使う
  • もちこ:くるみのFX仲間。心の中ではくるみ達(強欲の雌豚)が大損してる姿を観察して楽しんでいるサイコ
  • やす子:JSによく間違われる友達思いのイイ子だが、FXで勝ったことがない不憫キャラ
  • 芽吹:FX初心者で全部人任せ、簡単に大金が稼げると勘違いしている。奨学金などに手をつける

この4人を中心に2014年~当時の為替市場を追体験していくことになります。著者自身の投資歴が15年ほどあるため、著者の経験が反映されているようで空気感など勉強になりました。

本作はFX完全初心者でも楽しむことができます。視覚効果を描くのが上手で、チャート画面に表示されるローソク足(価格)がビューーーーーーン!と突き抜けたり、無慈悲な下落、グギギギギッと耐えているのがよく伝わり、見てるだけでも爽快感・緊張感・達成感などが味わえます。

天国と地獄をミルフィーユ状に見せてくるので、飽きずに最新話まで読むことができました。金額も数百万単位で動いたりするので、ギャンブル漫画が好きな方は読んでみてください!

FX戦士くるみちゃん 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

FX戦士くるみちゃん 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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