こんにちは、2023年1月29日から株式投資を始めた初心者です。(時価総額の意味やバフェット氏も知らない完全初心者でした)
株式投資なんてお金持ちがやるイメージだったので、自分には関係のない世界だと思っていましたが、”老後2,000万円問題”のインパクトが凄まじく、危機感を覚えてやり始めた次第です。
私の投資スタイルは”成長株投資”で、コツコツ増やすことよりも、短~中期で一気に増やすことを目指すやり方を選びました。
そして、一年後の2024年2月、ついに初めての2倍株を掴むことができました↓
これをきっかけに、自分の中で見えてくるものがあったので、当時を振り返りながら実際に行ったことや役立った書籍、情報サイト、便利ツール、やめたことなどを書いていきます。
初めの半年間は含み損を抱えたまま勉強の日々
2023年上半期は、PBR1倍割れ改善の要請や、ウォーレン・バフェット氏が日本株に注目していることなどにより、日経平均が爆上がりしましたね。
私は元本100万円でスタート。最初に選んだ銘柄は「セルシス」というイラストや漫画を描くのに便利なペイントソフトを開発している会社です。
デジタルコンテンツを唯一のモノにできるブロックチェーン技術を活用した事業を始めていたので、これは伸びそうだ!と考え投資しましたが、そんな簡単には株価は動きません。
日経平均は上がっているのに、自分は含み損だったので、半年間は塩漬け状態で勉強をしていました。
2倍株を掴むまでに行ったこと
書籍・動画・サイトなど、様々な情報で溢れていますが、中でも良かったコンテンツと挫折したことについて語ります。
「学べるラブリー」「Zeppy投資ちゃんねる」で基礎を固めた
そもそも株式投資の仕組みってなんだろう?どうして儲かるの?損するの?PERとかチャートとかの意味が分からなかった時代に役立ったのがYoutubeの動画です。
日本の投資家で有名なテスタさん、井村さんが出演している動画は全部見ましたね!中でも学べるラブリーは楽しく学べるので、何週もしました。
Zeppyでは億り人の対談動画もあり、夢のある話が聞けて好きです。
決算書の読み方の書籍で勉強
いくら基礎を固めたと言っても、やっぱり難しいのが決算書ですよね。
財務3表の「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」が書かれていて、ファンダメンタルズ分析をするうえでは外せない情報源。
株初心者の頃は書かれてる項目の意味が全然分からなかったので、動画などでも勉強しましたが、↓こちらの書籍を読んで一気に理解が深まりました。
「世界一やさしい決算書の読み方」も読みましたが、図が簡略化されすぎているのと、優しすぎるため、逆に理解ができませんでした。そのため、実践向けの本書がおすすめです。
億り人や成功者のコラムを読んで勝つ感覚を養う
株式投資の情報サイトで一番有名と言っても過言ではない『株探』。
私は2か月ほど株探プレミアムに登録していましたが、『株探プレミアム会員限定コラム』にある『すご腕投資家に聞く「銘柄選び」の技』が勉強になりました。↓サイドバーのバナーから見れます。
企業分析をして6年で10倍に資産を増やした投資家や、決算を予想して3億円に到達した投資家、大好きなゲーム株で2年で億り人になった投資家、バリュー株で16倍に増やした投資家など、様々な投資スタイルや成功体験に触れられる貴重な機会です。
上級者(億り人)がどのように銘柄を発掘し、安心して購入するまでに至るのか、その思考のプロセスが具体例と併せて語られています。そして、初心者にとって一番難しい「損切り」のタイミングが、体験談を通して身に付いていく感覚がありました。
他にも便利機能があり、30日間だけ無料体験が受けられるので試してみてください。
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自分の戦略に合う書籍を複数読み込む
銘柄選定のやり方や売買タイミングが学べて、成長株投資の書籍を中心に読み込みました。ここでは私の投資手法の柱となっている三冊を紹介します。
ミネルヴィニの成長株投資法
私が成長株投資に出会うきっかけとなった本です。私には難しくて、完全には理解できていませんが、投資に対する心構えや、上昇トレンドの素晴らしさを知ることができました。
2年で資産を17.5倍に増やした元証券マンの投資術
胡散臭いタイトルですが、中身は本物です。初心者でも読みやすいですし、具体的な投資戦術が学ぶことができます。まだ10倍は取れていませんが、この本のおかげで2倍株を手にすることができました。感想記事も書いたのでよければどうぞ↓
上がる株極秘リスト173 (プレジデントムック)
投資の雑誌で、全ページが参考になるわけではありませんが、コラム『しがないサラリーマンが100万を2億に増やした術』が非常に有益でした。
ここでは、割安成長株を見極める方法が学べるのですが、本書を参考にして買った「泉州電業」「OATアグリオ」などで25万円ほどプラスになりました。
私が目指しているドカンッ!と儲ける手法ではないのですが、安心して持っていられるので、監視銘柄リストに入れて、安くなったタイミングを常に狙っています。
便利ツールで銘柄をスクリーニング&分析し、投資する
私に必要な知識は上記で揃ったので、後は投資するだけです。私はマネックス証券が提供している『銘柄スカウター』を使って、銘柄の発掘&分析をしています。
銘柄スカウターの利点としては、四半期決算ごとの売上高・営業利益・経常利益・利益の推移を調べられることです。
上記で紹介した『元証券マンの投資術』でも紹介されていますし、経済アナリストの馬渕磨理子さんが出している『黒字転換2倍株で勝つ投資術』にも活用可能です。
マネックス証券 |
以上が、2倍株を掴むまでに行ったことです。続いて、私がやめた勉強方法や情報源について書いていきます。
便利だけど挫折したこと
私が挫折したことなので、みなさんは上手に活用できるかもしれません。
日経テレコンで『日経新聞』を無料で読む
優秀なビジネスマンが読んでいる印象の日経新聞ですが、楽天証券口座を持っていると無料で電子の朝刊や夕刊を読むことができます。
見出しごとに読むことができて便利なのですが、自分は続きませんでした…。情報量が膨大なので、地頭の悪い私では、まとめることができなかったからです。
他にも、楽天証券口座を持っていると、毎月投資関連の本が無料で読むことができるため、気になる方は開設してみてもいいでしょう。
割安成長株コミュニティで銘柄発掘
X(旧Twitter)のコミュニティ機能(無料)はご存知でしょうか。
サラリーマン投資家の弐億貯男さんが作ってくれている『割安成長コミュニティ』に入ると、5万人以上の投資家さんたちが、毎日、割安で成長しそうな企業を紹介してくれています。
どういう理由で割安なのか説明してくれている方もいて、勉強になりますが、私は自分の投資手法を確立したので、このコミュニティを見ることがなくなりました。
テレ東BIZのサブスク(月550円)で経済番組を見る
テレ東BIZに登録すると、「ワールドビジネスサテライト(WBS)」「ガイアの夜明け」「60秒で学べるNews」など、有益な経済番組を過去のアーカイブから最新のものまで見ることができます。
個人的にWBSがお気に入りで、銘柄発掘にかなり役立つのですが、5日分の放送であればTVerで無料視聴できたので、1ヶ月ほどで解約しました。
Kindle Unlimitedで投資本を読み漁る
対象の書籍が読み放題になるAmazonのKindle Unlimited、膨大な投資本を読むことができて、初心者時代はお世話になりましたが、インプットばかりになってしまい、投資自体がおろそかになってしまいました。
読書好きの方には神サービスですが、私には不要でしたね…。この記事を書いている現時点で「週刊エコノミスト」という雑誌が最新号から読み放題対応なので、世の中の流れを掴みたい方は読んでみてください!
松井証券のチャートフォリオで銘柄発掘
松井証券が提供しているチャートフォリオという機能で銘柄発掘をしている時期もありました↓
自分好みのチャート形状をしている銘柄が探せて面白いのですが、今のところは銘柄スカウターで事足りるので使っていません。
ただ、銘柄スカウターでは見つけられないお宝銘柄があったりするので、興味があれば松井証券も使ってみるといいでしょう。
以上が、私が試してやめたものです。
今やっていること
今、私が抱える悩みが”株の売却タイミング”です。できる限り天井で売りたいので、株価の天井を見極める勉強をしています。
今読んでいるのが価格分析の本です↓
機関投資家の手口を教えながら、どうすれば機関投資について行けるかが書かれていて、勉強になることが多いです。
本記事の内容は以上です。目標は10倍株を掴むことなので、達成出来たらまた記事にしたいです。
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