「イヤホンをしながら動画も見たい」 「音楽を聴きながら作業したい」 「でも、チャイム音が聞こえなくて配達物を受け取れないのは嫌…」
この「ながら聞き」と「外の音の把握」という、相反する願望をどちらも叶えられるイヤホンはないものか…。
そんなワガママを叶えるために探して出会ったのが、nwm(ヌーム)のイヤースピーカーでした。(当時はイヤースピーカーというジャンルが少なく仕方なくこれを選んだかんじ)
これは骨伝導ではなく、耳元で響かせる小さなスピーカーのようなものです。耳を塞がないので、大音量でなければ音漏れも少なく、外出先でも使える画期的な製品です。(推奨はしませんがウォーキングでも使えます。パススルーモードがあるイヤホンよりは格段に安全)
私はこの「MWE001」を2年間愛用していたのですが、ついに断線してしまい、買い替えることに…。
正直なところ、MWE001の音質は「良い」とは言えないクオリティでした。しかし、新作の「MWE006」「MWE007」が出ていることを知り、レビューを見ると「音質がいい!」という声が。※ちなみにMWE006(3.5mmジャック)とMWE007(USB Type-C)は、接続端子の違いです。
「本当に進化しているのかな?」と気になり、試したくなったので賭けで「MWE006」を購入! カラーバリエーションも増えていたので、ホワイトベージュを選びました。


コードの長さはどちらも1.2m

ゴム製のイヤークッションが無くなりプラスチック素材に



音量ボタンは黒のMWE001の方が押しやすかったです。
そこで今回は、旧モデル「MWE001」と新モデル「MWE006」がどう変わったのか、音質や使い勝手の違いを徹底的に比較レビューします。
【結論】MWE006の音質は別次元!MWE001から劇的進化
まず最初にMWE006で音を聞いてみて思ったのは、「MWE001よりも格段に音質が上がっている…!」ということ。 思わず笑ってしまうほどの進化でした。
MWE001では、ラジオや動画の視聴(人の声がメイン)には問題なかったのですが、音がすこし籠っているように聞こえていました。そのため、音楽を高音質で楽しみたい場合には、明らかに物足りなさを感じていたのです。
MWE006は「音楽を聴ける」音質へ
MWE006は、その不満点だった音質が大幅にアップしています。 第一印象として、音がとても「煌びやか(きらびやか)」になったと感じました。
なぜそう感じたのか、よく聴いてみると、MWE001では埋もれがちだった音がハッキリ聞こえるようになったからだと気づきました。
- 高音域: アコースティックギターのジャカジャカという弦の音や、ドラムのシンバル・ハイハットといったパーカッションの音が、非常にクリアに聞き取れます。
- 低音域: ベースの音も、ズーンっと耳全体に響くような強い圧こそありませんが、「低いブリブリとしたベースライン」をしっかり聞き取ることができます。
高音・中音・低音、それぞれが潰し合うことなく、非常にバランスがいい音に進化したと感じました。MWE001が「ラジオ音質」なら、MWE006は間違いなく「音楽を聴ける音質」になっています。
ゲーム(FPS)でも使える?
音の解像度が上がったことで、ゲームでの使い勝手も向上しました。 FPS(APEXやValorantなど)で試したところ、前後左右の聞き分けは十分可能です。
発砲音であれば上下の識別も可能でしたが、敵の足音による上下の識別は、さすがに少し怪しい気がしました。
↓こちらの動画で検証しました。
しかし、前モデルMWE001よりは音質が格段にアップしているので、勝敗にシビアな競技シーンはともかく、エンジョイ勢であればゲームでも十分使えるレベルだと思います。
掃除のしやすさが向上し、見た目もおしゃれに
これは地味に嬉しいポイントです。
MWE001は、耳に当たる部分の素材がシリコンかゴム製のような質感で、ホコリや耳垢が付きやすく、掃除がしにくいのが難点でした。

MWE006ではこの素材が変更され、サラサラとした質感のプラスチック素材になったため、汚れが付きにくく、掃除のしやすさが格段に上がっています。
また、素材感が変わったことで、見た目もMWE006のほうがスッキリとしておしゃれになった印象を受けます。
まとめ:MWE006は「仕方なく」から「選んで買う」イヤホンに進化した
MWE006は、間違いなく「買い」です。 正直、このブランドのファンになってしまうほど、満足度の高いイヤホンでした。
前モデルMWE001を使っていた時は、「耳を塞がないイヤースピーカー」というジャンルの製品が少なく、「ながら聞き」のために仕方なくnwmを選んでいた部分がありました。
しかし、音質がここまで良くなったMWE006を体験してしまうと、「あ、今度からもう、ここのイヤースピーカーでいいよね」と、積極的に選ぶ理由ができたと感じます。
MWE001の音質に不満があった人ほど、この進化に驚くはずです。もしMWE001の故障や音質で買い替えを悩んでいるなら、MWE006(またはMWE007)を強くおすすめします。
初めは耳につけるのに苦戦しますが、慣れればスムーズに着脱が出来るようになると思うので、頑張ってください!
MWE006を無線接続!

余談ですが、私のスマホにはイヤホンジャックが付いていないため、無線でもつなぎたいと考えていました。
調べてみると「ワイヤレスオーディオレシーバー」というデバイスがあるようで、白色で探したところLazataさんのが良さそうだったので購入しました。
低遅延で音質の劣化もなかったので、無線でも使いたい方はぜひ使って見てください!以上










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