2022年頃から、可愛らしい男の子のような声が特徴の『ずんだもん』がYoutubeなどで猛威を振るっています。「~なのだ」を喋らせたいけど、どのソフトを使えばいいのか分からない!という方もいるでしょう。
現在、ずんだもんの音声合成ソフトには無料で使えるVOICEVOXと、『VOICEPEAK 東北ずん子』もしくは『VOICEPEAK 東北きりたん』の特典で付いてくるVOICEPEAK ずんだもんがあります。
ここが違う!
- 扱える感情の種類
- エディター、UIのデザイン
- VOICEPEAKの方が無調整でも自然に聞こえる
- 短音(「あ」「え」など)はVOICEPEAKの方がハッキリ聞こえる
大きく違うのは感情の種類です。音声サンプルを用意したので下記を参考にしてみてください。それぞれパラメーターをいじっていないので、VOICEPEAKの自然さに注目していただきたいです。
VOICEVOXのサンプル音声
VOICEVOXで扱えるずんだもんの感情は次の6つです。
感情 | サンプル音声 |
ノーマル | |
あまあま | |
ツンツン | |
セクシー | |
ささやき | |
ひそひそ |
セクシーとささやきがあるのがVOICEVOXの強みでしょう。
弱みとしては「あ」や「い」「え」などを喋らせたい時に、声に張りがなく、囁きボイスっぽくなってしまうことです↓
エディターはこんな見た目
イントネーションなどは下段にあるバーを上下に動かして調整するのですが、これがなかなか難しいです。無料で使えるのはありがたいですが、慣れるのに時間がかかりそうな印象でした。
VOICEPEAKのサンプル音声
感情パラメータは次の5種類ですが、それぞれの感情成分を融合させてカスタマイズすることができます。
感情 | サンプル音声 |
ノーマル | |
実況 | |
あまあま | |
煽り | |
ヒソヒソ | |
ツンツン |
こちらには実況と煽りの感情があるのが特徴です。
有料なだけあって無調整でも自然に話してくれます。VOICEPEAK 東北ずん子にはずんだもんとフリモメンの2種類のVOICEPEAKが付くので、同じエディターで掛け合いさせることが簡単にできます。
先ほどのVOICEVOXでは囁きボイスになってしまった短音の発声も、改善されています↓
エディターの見た目
パラメーターをいじって感情をカスタマイズ
VOICEVOXでは感情は固定でしたが、VOICEPEAKではお好きなようにカスタマイズが可能です。現在、VOICEPEAK ずんだもんが貰える製品は以下の2つです。
VOICEPEAK 東北ずん子(おまけ:ずんだもん、フリモメン)
VOICEPEAK 東北きりたん(おまけ:ずんだもん、フリモメン)
本記事の内容は以上です。VOICEVOX、VOICEPEAKで使える感情が一部違うので、使い分けるのが一番いいでしょう。
コメント