こんにちは、銀の手筋に引き続き今回は金将の使い方について書いていきます。
金は王の近くが大好き
金は後ろに下がりづらい駒ですので、3段目より2段目、2段目より1段目にいた方が金は力を発揮してくれます。
基本は攻めに使わず守りの駒 として使ってあげるのがベストだと思っています、将棋は自分の王様を先に詰まされると試合終了ですから、王様を安全にしなくてはいけません。
そのためには王様を囲ってあげる必要があるのですが、何の駒で囲ってあげるのかがポイントです。
まず、大駒の角や飛車で守りたいですが、これは自分の戦力を落としてしまうためできません。
次に桂馬や香車だけの守りの場合は、駒のいける箇所が少なく簡単に攻めつぶされてしまうためこれもやりづらいです。
そして銀や金で囲う場合、角や飛車よりも駒の価値が小さいので優先して守り駒に使えます。
また、桂馬や香車よりも駒の利き(動ける範囲)は多いので、王様の近くに駒を打ち込まれたときに取り返せるので尚goodです♪
よって金を使う際は王様の近くに置いてあげるだけで素晴らしい活躍を見せてくれるでしょう。
とどめは金を残せ
将棋の格言の1つである“とどめは金を残せ” 先ほど金は守りの駒と説明しましたが、王様の近くが大好きであるとも言いました、つまり!自陣の王だけでなく敵陣の玉も大好きなのです!下の画像を見てくだい
持ち駒が銀1枚の場合、これが詰むのかを考えてください。
2二銀と打って王手をかけますが、1二玉と逃げられ捕まえることができませんね、もし仮に3三にいる金と持ち駒の銀が逆だったらどうでしょう、2二金と打つと今度は玉が1二に逃げられなくて詰みです。
このようにとどめに金を残すのが効果的であると分かっと思います、そして金は王様の近くが好きと言った意味も改めて理解できたでしょう。
金底の歩岩より固し
将棋界では嫌と思うほどよく耳にする格言の1つです。
飛車の利きをたった一歩(いっぷ)で防げてしまう鉄壁の手筋…! 3.4手は相手の攻めを遅らせれるので、その隙に相手玉を詰ましちゃいましょう!
ただし、相手の持ち駒に香車がある場合 金の筋に香車を打たれて取られてしまうので万能とまではいきません( i _ i )
ここは相手との駆け引きをしながら金底の歩をつかいましょう。
金は基本的に王の近くに置くことが良い手になりやすいので、ぜひ今回学んだことを実戦で試していただけると幸いです。最後まで閲覧ありがとうございました。
コメント
よく分かったお