こんにちは!
前回投稿したもこう先生の将棋解説からかなり時間が経ちましたが、久々に書きたくなったので書くことにしました(⌒,_ゝ⌒)
前回の棋譜添削を見てない方はこちらをどうぞ
今回わたしが解説していく対局は、僅か4手と非常に短い将棋の対局を解説させていただきます!
それ解説する意味あるの?と聞こえてきますが、私も初めそんな予定はなかったのですが、実際の対局を見てみると意外と面白いものが見えてきたので書くことに決めました。
↑対局は先手がくずもこう、後手がもこう先生での平手です。(平手:ハンデなし)
解説
初手くずもこう▲76歩に対し、もこう先生△34歩と指し、お互いの角が睨み合う形になりました。※上がもこう先生です
プロの対局でもこの出だしが多く見られ、ここから先手は▲26歩として居飛車で指すのか、角交換をさせないために▲66歩と指してじっくりした将棋にする進行が主に考えられるところです。
もこう先生は角を使うのが非常に上手く、自身で「突進角の使い手」と明言していたことから、くずもこうとしては角交換させる展開にすることは、とても危険だと言えるでしょう。
よって、3手目くずもこう▲66歩と指して角交換をさせないようにしました。
この手を指すのにかかったタイムは僅か3秒とかなりの早指しであったため、もこう対策をしてきていることが、ばっこり伝わってきました。
そして、気になるのが次の4手目です。
もこう先生の得意戦法は中飛車なので、4手目に△54歩と指して△52飛車と中飛車にしてくると誰もが予想したでしょう。
くずもこうも恐らく中飛車対策を練ってきていて、ここまで自信満々に指してきたはず…
ところがどっこい
なんと、もこう先生が指した手は△84歩
実際この手は定跡通りの手で、まだまだいい勝負ですが、中飛車対策をせっかく練ってきたくずもこうは意表を突かれ思考停止。
しばらく時間を置いてから、くずもこうが逃亡しました(投了)
まあ逃げたくもなるはずですよ、今まで憧れてたもこう先生といい将棋を指したい、彼はそう思って対局に臨んでいたはずです。
しかし、実際のもこう先生は平手で本気を出さず、伝家の宝刀中飛車は使わずに指しなれていない居飛車ですか…
舐めプにも程があるんじゃないでしょうか?失礼でしょ
~ここまでネタ~
真剣に話すと、もこう先生は指導対局を行っていた可能性があります。
指導対局とは格上(もこう)が格下(くずもこう)に実戦で教えてあげることです。
動画で確認してもらえばわかりますが、4手目△84歩と指す前に53の歩にマウスカーソルを運んでいるので、明らかに中飛車にする素振りを見せています。
しかし、もこう先生が中飛車を使ってしまうと、一方的な試合になってしまうのは容易に予測できるので、あえての△84歩だったと考えれます。
さすがもこう先生
まとめ
はい、この対局はわずか4手という短い将棋でしたが中々奥の深い内容だった気がします。
個人的にはもこう先生の将棋が好きなので、もっと企画としてやって欲しいです(;;)
次回は▲天津飯vs△もこうの棋譜添削をしていきますので、ご覧ください。
閲覧ありがとうございました。
コメント
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