こんにちは!
YouTube、ニコニコ動画を拠点に活動をしている
もこう先生
数々のゲームを実況配信しているもこう先生ですが、なんと将棋を実況配信している動画があった!
将棋好きの私としてはとても喜ばしいことです!
そこで実力が未知数であるもこう先生の実力が気になったので、僭越(せんえつ)ながら棋譜を解析させていただきました。
「正直オレァ、将棋に関してはゲ◯上手いからぁ」
とでかい口をたたいていましたが、
神の一手がでるか、はたまた猿の一手がでるか…
衝撃のラストに注目です!最後まで読んでね♪
※ネタ要素ありです
棋譜解析
先手は相手(7級)・後手はもこう先生(棋力不明)の平手(ハンデなし)での対局になりました。
追記:解説動画を作ったので、読むのがめんどくさい人は動画を見て下さい♪
序盤、先手▲7六歩と城跡通りの一手、二手目もこう先生△1四歩とかなり意外な一手が飛び出ます。
序盤は金銀を王の周りに集めて自玉を安全にするのが常識とされていますが、いきなり端歩を突くあたり自信と余裕の感じれる一手です。
オールラウンダー(どんな戦法でも使いこなす人 例:羽生善治)であるもこう先生の選んだ戦法は、ご自身の得意戦法【中飛車】を採用しました。
中飛車のオススメ本
一手一手すべて解説していくと長くなってしまうので、ポイントとなった局面だけをいくつか紹介していきます。
YouTubeの2:04で指した18手目△3三金
よく初心者が指しがちですが、あまり良い手ではないです。
一見、3四の歩を守っているので好手に見えますが、角の利きを止めてしまいかなり息苦しいです。
YouTube冒頭0:30で
「突進角の使い手」
と言っていたのに、自分から角道を止めていて正直なにがしたいのか分からなかったです。
この辺りから相手にリードを奪われていき中盤、終盤へと進んでいきます。
YouTubeの19:38
68手目もこう先生▲2六玉、この時点で評価値-10000越え(先手勝勢)でもこう先生がかなり不利となります。
プロの世界では2000点以上差がつくと逆転不可能と言われており、投了するプロ棋士がほとんどですが、もこう先生はリスナーに気を使ってなのか諦めず勝敗がつくまで指し続けてました。
実はこの局面でコメント欄から
「▲2四飛車から詰まされる」
と言われていましたが、この局面でもこう先生の強さが現れており詰まないんですね。
17:44で指した△5三角が奇跡的に詰めろ(詰み)を塞いでいて、相手の飛車で詰まないです。
ここまで読んでの△5三角だったとは、、、流石としか言えません。
そこからのもこう先生の粘りはすごく、詰むか詰まざるや紙一重の攻防が続き
YouTubeの30:48
111手目▲3七角打
相手がもこう先生を追い詰めたこの局面、
角打ちで完全にもこう先生の玉を捕らえたかのように見えますが、実はそうではないです
評価値を見てください、大逆転しています。
評価値およそ+2000で必勝です。
次にもこう先生が
▲2九玉と指せばもこう先生の勝ち
▲3九玉と指せばもこう先生の負けですが、
もこう先生は▲3九玉と指し、負けました。
私にはもこう先生の気持ちが分からないです、複雑な局面なので将棋素人のリスナー達はこの逆転していたことには気づいていませんでしたが、もこう先生は恐らく気づいていたはずです。
勝利が絶対である将棋の世界で、あえて負けの道を選んだ
「おれは将棋が強い」と言って負けた方が放送的に盛り上がります、
目の前の勝利よりも我々リスナーを楽しませる道を選んだもこう先生のプロ意識に天晴れ
まとめ
動画内では負けましたが、実は最後に超大逆転していたことが分かりました。
もこう先生は弱くないです、下手くそなどと誹謗中傷はやめてあげましょう。
もこう先生の実力はまだ計り知れず、実力を隠していることは明白です、また他の棋譜も解析していきたい思います。

もこう先生の第2局目を公開したので良かったらどうぞ。
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