こんにちは!
自陣をバランスよく守れて、隙がない雁木囲い。
どうしても雁木を攻略したく、ソフトで色々研究した結果、誰でも使えそうな攻め筋が見つかったので共有します。
基本図
この局面を基本図として、雁木囲いの攻略法を紹介していきます。左辺はあまり気にしなくて結構です。
今回は相手陣の桂馬が△33桂と跳ねてある場合に有力な攻め筋のご紹介です。
▲15歩から端攻めを狙う
まずは▲15歩から端攻めを狙うのが好手です。相手は次に▲14歩と取らせるわけにはいかないので、▲15歩に対して△同歩と取ってきますが想定内です。
歩の突き捨ての効果で14に歩を打てるようになったので、ここで▲14歩打とします。この指し方はプロの対局でも頻繁に見ますね。
この歩を放置してしまうと次に▲15香車と端攻めが決まるので、相手は△同香としてくるでしょう。
次に指したい手が2筋を攻める▲24歩打です。
△同歩▲同飛車△23歩打と進めてしまうと、先ほど▲14歩打から釣った香車が浮いているので、▲14飛車とされて香車が取られてしまいます。
しかし、この▲24歩打を放置してしまうと次の▲23歩成でもっとひどい事になってしまうため、ここでは△同歩と取るしかありません。
さあ、△同歩▲同飛車まで進みました。相手は14の香車を取られたくないので△23歩打とはできませんね。仕方なく△23金と上がって守ってきます。
この△23金と上がって守ってきたときに、一度▲28飛車と引くのも悪くないですが△24歩打とされて敵陣の守りが固くなってしまいます。
自陣はまだ囲いがしっかりしていて安全なので、▲同竜と飛車を切っていきましょう。
大事な攻め駒である飛車を捨てるのは勿体ない気もしますが、攻めが続くので問題ないです。
相手は「おっ!ラッキー」なんて思いながら△同玉と飛車を取ってきますが、すかさず▲41角打ちの王手。この時点でかなり優勢です。
仮に相手が△32銀と守ってきたら▲24歩打と玉頭を攻めていけば勝勢に代わります。
反省点
実は先手がコンピュータで後手が私の対局でした。中盤まで互角に戦ってたのですが、この攻めがさく裂してしまい負けました…
一応、端攻めの時に指された▲14歩打に対して△同香と指してしまったのが間違いだったみたいです。
冷静に考えていれば対処出来ました…
もっと違う手を指していれば、互角のまま終盤に持ち込めたみたいなのでこの局面をもっと勉強してみます。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
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